ブレンドシステム 流調バルブ  FAV-2D/9D/9H
【特長】


ローターの回転比率で正確にブレンド!
ローターは、ブレンド比率に応じた回転で、一升ずつお米を計って、タンクから取り出します。
1回転の排出量を予め入力しておき、排出重量を、1回転の排出重量×ローターの回転数で計算します。
モーターは自動制御され安定して回転する仕組みになっています。(DA・DHタイプ制御盤)
ブレンド調整範囲がワイドになりました!
ブレンド調整範囲は、約4%〜100%(FAV-9D/最大9t/時)とワイドになりました。
ブラシレスDCモーターを採用したので、ACスピードコントロール・モーターより始動トルクがパワーアップし、回転精度と安定性も一段と向上しました。
工場のラインに合わせて能力を設定!
減速ギヤの選択と、モーターの最高回転数を調整する事で、工場のラインに合わせた排出能力に設定する事ができます。また、フローコンベア、ベルトコンベア等、搬送機に合わせた取付ベースをご用意しています。(ベースの詳細に関してはお問い合せ下さい)
タッチパネルで簡単操作!
操作は簡単です。タッチパネルから、ブレンド比率%または排出量kgを入力し、起動スイッチを押します。
(DSタイプ制御盤では、デジタルポテンショメータでブレンド比率を合わせます。)
タンク下の搬送機の搬送速度に合わせて、流調バルブが順次起動します。
各バルブから排出された量が設定量に達したら、バルブは停止します。
排出中にタンクが空になった時は、排出中の全バルブが停止し、警報でお知らせします。排出中にトラブルが発生した時も、排出中の全バルブが停止し、警報でお知らせします。
一時停止の制御が容易にできます!
標準で一時停止用の入力を備えていますから、次工程のレベル計・搬送機等と連動して 一時停止→再起動 の制御が容易に行えます。
再起動の信号が入ってから、実際に再起動するまでの時限等は、タッチパネルから設定できます。
コンタミ対策   FAV-9H
流調バルブFAV-2D・FAV-9Dでは、米が空のタンクに最初に投入された時、タンクの上から降って来て、ローターの羽根の隙間から、若干こぼれてコンベア上に出てしまうという問題があります。
FAV-9Hでは、停止センサーで、ローターの羽根を、タンクの上から投入された米を受け止める位置に停止させるため、ローターから米がほとんどこぼれません。
データリンクで工場のシステムと統合!
データリンクで工場のシステムと統合すると、工場のタッチパネルやコンピュータからの指示で、自動的にタンクからブレンド排出する事が可能となります。排出完了時に、排出重量等のデータをを工場のシステムに報告します。(オプション)
プリンタ出力・下限レベル信号出力
制御盤にプリンタを備える事により、排出結果をプリントアウトできます。また流調バルブの下限レベル信号を、工場の制御盤などに出力する事ができます。さらに、流調バルブだけでなく、周辺の機器も含めた制御を流調バルブの制御盤に収納する事も可能です。(オプション)
大豆、蕎麦の排出もOK!
流調バルブは、お米だけではなく、大豆や蕎麦でも実績があります。タンクからの単品の切り出し、ブレンド排出も可能です。詳しい事は、お問い合せ下さい。
【流調バルブ本体仕様】
機種 | FAV-2D | FAV-9D | FAV-9H |
---|---|---|---|
最大排出能力 (米) |
2トン/時 | 9トン/時 | 9トン/時 |
回転調節範囲 | 約4%〜100% | 約4%〜100% | 約4%〜100% |
所用動力 | 25w | 50w | 50w |
対応制御盤 | DSタイプ制御盤 DAタイプ制御盤 |
DSタイプ制御盤 DAタイプ制御盤 |
DHタイプ制御盤 |
 
【流調バルブ制御盤仕様】
型式 | DSタイプ制御盤 | DAタイプ制御盤 | DHタイプ制御盤 |
---|---|---|---|
排出量入力 | タッチパネル | タッチパネル | タッチパネル |
比率設定入力 | デジタル ポテンショメータ |
タッチパネル | タッチパネル |
停止位置制御 | 無し | 無し | 有り |
データリンク | 不可 | 可 | 可 |
電源 | 単相AC200v 50〜60Hz |
単相AC200v 50〜60Hz |
単相AC200v 50〜60Hz |